豊臣兄弟!第23回で描かれた竹中半兵衛の死|黒田官兵衛の運命を変えた時系列を徹底解説

豊臣兄弟!第23回で描かれた竹中半兵衛の死|黒田官兵衛の運命を変えた時系列を徹底解説

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官兵衛が約1年におよぶ幽閉から救出されたとき、身体は膝関節が曲がり皮膚病に冒されるなど無残な状態だった。信長は官兵衛への疑いが冤罪であったことを深く恥じ、自らが殺害を命じた松寿丸の死を悔やんだ。その場で秀吉と半兵衛の機転によって松寿丸が無事生きていることを告げられた信長は、罪を問うどころか半兵衛の沈着な知慮を賞賛したと伝えられる。

救われた松寿丸こそが、後の武勲名高い福岡藩祖・黒田長政である。長政は自らを救ってくれた竹中重治の恩を生涯忘れなかった。その証拠に、黒田家の家紋には竹中家から譲り受けたとされる「黒餅(こくもち)」が取り入れられている。

この縁は、慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いにおいて劇的な形で回収される。決戦の舞台となった美濃・不破郡一帯は、まさに竹中家の本領・菩提山周辺であった。半兵衛の遺児である竹中重門は当初西軍に属していたが、黒田長政の熱心な説得を受けて東軍へ鞍替えした。長政と重門は徳川家康の勝利に大きく貢献し、西軍の実質的指導者・小西行長を捕縛する大功を立てる。かつて命を救われた赤子が、成人して恩人の息子を勝利へと導くという歴史の数奇な連環がここにある。

Alexander Ross
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Alexander Ross

Alexander Ross has covered the video game industry for a decade, writing deep dives on game design, esports tournaments, VR developments, and gaming culture.