2026年4月11日、ファンが待ち望んだデビュー40周年記念ツアー「COVERS & BEST」の幕が上がりました。初日公演の熱気が冷めやらぬ中、運営サイドからは2026年秋から冬にかけて展開されるツアー後半スケジュールが矢継ぎ早に発表され、全国のコンサートホールを押さえた大規模サーキットの全貌が明るみに出ました。特筆すべきは、単なるメモリアル興行にとどまらない多角的なメディア展開です。
5月13日のライブ作品発売と同時に立ち上げられた公式TikTokは、従来のアナログなファンクラブ中心のプロモーションから一線を画す一手となりました。公開された「夢を信じて」のステージクリップは、研ぎ澄まされた現在のヴォーカルスタイルと立体的なバンドアンサンブルを鮮烈に捉えています。コメント欄には、当時リアルタイムでテレビにかじりついていた世代の回顧にとどまらず、「ストリーミングで知ったが、生歌の倍音が圧倒的すぎる」「サビの伸びやかな響きが現在のポップスと比べても異次元」といった若いリスナーからの書き込みが急増。40年のキャリアを持つアーティストが、アルゴリズムの波に乗って新たな聴衆を獲得する現象が起きています。