クロムハーツの醍醐味でありながら、一般ユーザーが最も難易度を感じるのがペンダントやチャームの複数付け、いわゆる「ジャラ付け」です。一歩間違えると雑多な印象を与えてしまうこのスタイリングを、旗艦店スタッフはミリ単位のチェーンピッチで制御しています。
基本となるのは「トライアングル(三角形)の重心設計」です。首元に最も近い位置(約45cm)には「タイニーCHクロス」や「ベビーファット」を短めに配置し、その下(約50cm, 60cm)に「ラージダガー」や「ダブルドッグタグ」などの縦長モチーフを重ねます。異なる長さのチェーンを用いることでチャーム同士の衝突音と摩耗を防ぎつつ、首元に立体的な奥行きを生み出しています。
さらに近年では、22Kゴールドのベビーファットをシルバーの中に1点だけ差し込む「ミックスコンビネーション」や、あえてチャームを外し「NEチェーン」や「ペーパーチェーン」の単体レイヤードでミニマルに見せるスタッフも増えています。引き算の意識こそが、洗練を生む絶対条件です。