とくしまファミリーランドの最大の特徴は、一般的な遊園地のような「入園ゲートでの一括徴収」が存在しない点にあります。フラットに開かれたエントランスから誰でも自由に出入りでき、園内のベンチでくつろいだり、子どもが遊具を眺めながら散歩したりするだけであれば費用は0円です。
この仕組みを成り立たせているのが、各アトラクションの乗り場手前に設置された券売機で購入する「のりもの券」システムです。料金はアトラクションごとに段階分けされており、小型の遊具から大型機械まで、必要なチケット枚数が明確に規定されています。
コイン投入式で動く小型の電動遊具(いわゆるキディライド)を除き、遊園地の中核を成すアトラクションは1回あたり200円〜400円程度に設定されています。つまり、「付き添いのおじいちゃん・おばあちゃんは見守るだけ」「子どもだけが特定の乗り物を3回楽しむ」といった使い方をする場合、メガテーマパークのような高額パスポートを購入する必要が一切ありません。この極めて柔軟な従量課金モデルこそが、地元住民のみならず遠方からのリピーターを惹きつける最大の要因です。