空芯菜を育てるアプローチは主に2通りあります。種から均一に大量の株を立ち上げる方法と、スーパーで購入した野菜から増やす方法です。
種からスタートする場合、播種の適期は外気温が安定して20度を超える5月中旬〜7月上旬です。空芯菜の種皮は極めて硬いため、播種前夜に一晩ぬるま湯へ浸けて吸水させることが発芽率を跳ね上げるポイントになります。プランターであれば条間15cm、株間10〜15cm程度の間隔で点まきし、1cmほど覆土してたっぷり水を与えます。発芽適温を満たしていれば4〜7日で力強い双葉が展開します。
より手軽に結果を出したいなら「挿し木(再生栽培)」が最短ルートです。市販の空芯菜から、節(葉が出ている部分)を2〜3節残した状態で長さ12〜15cm程度の茎を切り出します。下側の節についている葉をむしり取り、清潔な水を入れたコップに挿しておくだけで、わずか3〜5日で節周辺から白い根が勢いよく噴き出します。根が3〜5cmほど伸びた段階で、液肥を入れた水耕容器や培養土のプランターへ定植すれば、種まきよりも約2週間早く初回収穫のフェーズへ突入できます。