サウナと並び、同施設のもうひとつの看板となっているのが「高濃度炭酸泉」の贅沢な運用である。一般的な温浴施設では1槽のみの設置が標準的だが、健美の湯では異なるアプローチで設計された2種類の炭酸泉が稼働している。
- 高濃度炭酸泉(全身浴): 首元までしっかりと浸かり、全身の毛細血管を拡張させる王道スタイル。炭酸ガスの浸透圧により、入浴後数分で皮膚表面が赤みを帯び、劇的な血流改善と筋肉の緊張緩和を促す。
- 高濃度炭酸泉(半身浴): 心臓への水圧負担を軽減し、みぞおちから下をじっくりと温めるリハビリテーション発想の浴槽。長時間の浸湯が可能であり、読書や深い瞑想感覚を味わいながら自律神経を整えるのに最適化されている。
炭酸泉は湯温が約37〜38度の不感温度帯に設定されているため、副交感神経を刺激して深いリラックス状態を導く。サウナ後のクールダウンを終えたあとにこの炭酸泉を挟むことで、通常の外気浴とは一線を画す穏やかな脱力感を享受できる。