体験型水族館としての本領が発揮されるのが、来園者の目の前で展開される最新アトラクション「場内散歩」と「トレーニング公開」です。従来のイルカショーが海面ステージを中心とした固定座席型の鑑賞であったのに対し、今回の新プログラムは園内の歩行者用メインデッキそのものをアクティビティ空間へと昇華させています。
報道関係者に公開されたテストトレーニングでは、飼育員の誘導に従ってペンギンたちがデッキ上をとことこと行進する姿が確認されています。ガラスやフェンスなどの物理的遮蔽物を可能な限り排し、動物たちの息遣いや足音まで体感できる距離感を追求しています。また、オットセイのトレーニング公開では、合図に応じた前肢の挙手やターゲットタッチなど、健康管理(ハズバンダリートレーニング)を兼ねた知的な運動プロセスが間近で披露され、教育的なエンターテインメントとしての価値を確立しています。