原作者の今後の創作プランはどうなっているのでしょうか。過去のインタビューやジャンプフェスタ等の発言を総合すると、芥見下々は「呪術廻戦とは全く異なるジャンルの新作」に意欲を見せています。具体的にはSFやファンタジー、心理サスペンスなど、連載作家としての新たな地平を目指す姿勢が窺えます。
一方で、集英社の看板IPとなった呪術廻戦の展開がここで完全に停止することは考えにくいのが業界の実情です。集英社が他作品(『NARUTO』の外伝小説群や『僕のヒーローアカデミア』のスピンオフ漫画など)で取ってきた戦略を鑑みると、以下の3つの展開ルートが現実味を帯びます。
第1に、別作家による作画・執筆でのスピンオフ連載。芥見下々が監修に回り、少年ジャンプ+等で京都校やOBたちを主役に据えたシリーズを展開する形式です。第2に、劇場版アニメーション専用の完全オリジナルストーリー。第3に、本編コミックスの愛蔵版や特別読切としての短編執筆です。