旧中川の河津桜鑑賞において、撮影のメインステージとなるのが歩行者専用橋「ふれあい橋」です。この橋は歩行者と自転車のみが通行可能で、車の往来がないため、落ち着いて画角を決められる利点があります。
特に定番でありながら最も完成されたアングルは、平井側(東岸)の土手からふれあい橋越しに東京スカイツリーを捉える構図です。手前に満開のピンク色の桜の枝をフレームのように配置し、川の流曲線の奥にスカイツリーの塔体を据えることで、奥行きと季節感が際立つ1枚に仕上がります。
また、風のない穏やかな晴天の日には、川面にスカイツリーと桜の色が鏡のように反射する「水面リフレクション」を狙えます。水際ギリギリまで降りられる親水テラスへ足を進め、ローアングルから広角レンズで見上げるように構えると、都市河川とは思えないダイナミックな世界観を表現できます。さらに夕暮れ時には、西の空が茜色に染まり、ライトアップを開始したスカイツリーとの幻想的な共演が楽しめます。