今回の代表26名の陣容は、近年のビッグトーナメントと比較してもクラブ所属バランスが明確に異なっています。黄金期と呼ばれた2010年南アフリカW杯、前回の2022年カタールW杯、そして今回の2026年大会の主要データを比較すると、代表チーム内の勢力図の激変が一目で理解できます。
| 大会年度 | バルセロナ所属数 | レアル・マドリード所属数 | 代表チームの基本骨格 |
|---|---|---|---|
| 2010年 南アフリカW杯 | 7名(チャビ、イニエスタ他) | 5名(カシージャス、ラモス他) | バルサのポゼッション+マドリードの主将力 |
| 2022年 カタールW杯 | 8名(ペドリ、ガビ他) | 2名(カルバハル、アセンシオ) | 若手バルサ中心への過渡期モデル |
| 2026年 北中米W杯 | 8名(ヤマル、ペドリ他) | 0名 | バルサ育成コア+国外強豪組のハイブリッド |
ポジション別の構成を見ても、ゴールキーパー陣は国外や国内他クラブの実力者が固め、中盤から前線にかけてバルセロナ所属のプレーヤーが圧倒的な比率を占めています。レアル・マドリードがフランスやブラジル、イングランドのメガクラックをチームの中心に据える戦略を強化した結果、スペイン代表におけるマドリードの伝統的な発言権は完全に消滅しました。